今日実験をしていて液体窒素が足りなくなったので、くみに行きました。
部屋を間違えてしまい、無線LAN工事中のおっちゃん達の邪魔をしてしまうといったハプニングに見舞われながらも首尾よく液体窒素の部屋に到着です。

実は私,液体窒素をくみに来るのは初めてなんですね。なもんで緊張ぎみです。


バルブをひねると,大掛かりな機械が作動しています,といった恐ろしげな音が響きます。気化した窒素がもくもくとこちらに向かって来ます。
普段なら「歌謡ショーのようだ」と楽しむところなのですが,そんな余裕はありませんでした。


「うわー」とか「ぎゃぼー」とか「このままでは窒息死!」などと言いながら格闘し,なんとか持って来た容器に液体窒素を入れ終わることができました。

その後もまた大変で液体窒素の分注に使ったホースが,がちがちに凍りついて曲がりにくくなっていたため,ホースを元の場所に戻すのにとても時間が掛かりました。


たっぷり数分かけてホースを戻し,ふと後ろを振り返ると順番待ちの人が2人も並び,じーっとこっちを見ていました。

いつ頃からいはったのかなあ,と少し恥ずかし切ない気持ちになりました。