今日のYes! プリキュア5 GoGo!のシロップのシーンには感動した。感動のあまりマジ泣きした。
思い出すと今でも声をあげて泣いてしまう。
シロップが握り締めているバラの種がなんとかしてくれるのは分かっていた。でもその力の発動方法は、どうせシロップやミルキーローズの涙がたまたま種に零れ落ちてとかなんとかのお約束パターンかなあ、なんて思っていたら！あんなに素晴らしい見せ場になろうとは。
石になっているプリキュアからシロップに手紙が届いて、それに答えるようにシロップが一人一人に話しかけていく。
こまちは小説家になるという夢があって、シロップはこまちの書くお話が大好き。
かれんはお医者さんになるという夢があって、頼りがいがある。
うららは女優としてお仕事を頑張っている。
りんも夢に向かいつつ、お家のお手伝いとか小さな弟や妹の面倒とか部活とかをこなす優しい子。
のぞみはいつも希望を捨てないでいて、その笑顔はみんなを元気にする。
記憶の無いシロップがやっと見付けた居場所。そこにいる大切な仲間への思い。シロップが言葉を紡ぐごとに種が輝きを強めていって、全員への気持ちを伝え終わった時にプリキュアが復活する！という、かなり見応えのあるシーンだった。
このシーンで何が凄いかというと、シロップが語る内容に全て共感できる所だと思う。この1年(2年?)を通してお話を進めつつキャラクターの個性を丁寧に描いていったからこそ、このシーンが活きるんだよなあと考えると、本当にこのYes! プリキュア5 GoGo!というアニメは傑作だなあと思う。
しかも復活したプリキュアに向けてシロップが言った
「プリキュア、手紙をありがとうロプ。シロップは手紙をもらうのが初めてだったからとっても嬉しかったロプ」
という言葉がまた泣ける。
シロップはメッセンジャーとしてあちこちに手紙を届けているのに、本人には手紙をくれる人がいないだなんてなんて寂しすぎる。孤独すぎる。相棒のメルポは「メー」しか言いやがらないし。
でももう手紙をくれる人ができたから大丈夫だよ。
そう考えてからさっきのシーンを思い出すとまた泣いてしまう。シロップ、よかったね……！
ちょっとだけ惜しいのはこのシーンの間中ミルキーローズの見せ場があまり無かったこと。
いや、絡ませるのは難しいことは分かるよ！
でもあまりにも素晴らしいシーンだったから、ミルキーローズもまぜてあげて欲しいなあって思った。
まあミルキーローズは先週活躍したからいいか。
ブンビーさんも熱かった。
シロップへの手紙の宛先は足跡なのが可愛い。
王様達が集まってしゃべると語尾がうっとおしい。
ココとナッツが頑張っててよかった。
フローラさん、美しい。
館長は単なるストーカーじゃなかったのね。
まあそんな感じで、今日のプリキュアはよかったなあ。
気持ちを伝えることと仲間の大切さというテーマがストレートに伝わってきた。
