今日、うちの研究室にテレビの方々がいらっしゃいました。12月の特番で使うための情報研究科のロボット取材なんだそうですが、バイオもついでに撮っておこうということらしいです。
先週末から取材の情報は伝わっていて、テレビにそれとなく映りたい人は白衣を着ることというお達しがありました。白衣……。うん、みんな普段は着てないね。せいぜい防寒くらいだね。こうして世間の間違ったイメージは作られていくんだなあと思いながらもちゃっかりと白衣は用意して今日に備えておきました。


そして今日。植物を育てている培養室の様子を撮りたいということで、私含む嬉しがり3人がエキストラ出演して来ました。
いやあ、映像ってかなり作られたものだったんですねえ。始まる前は単にそこらへんで普通に植物をいじっていたらいいのかと思っていたのですが、全然違いました。まず立ち位置から決められて、撮影スタート。30秒程で撮り終わり、立ち位置を変更して再度撮影。何かデータを取ってるふりしてくださいと言われたので、そこらへんにあった紙切れに何か書くふりをしながら植物を意味ありげに眺めたりいじったりしました。これまた30秒程で撮り終わり。


今回の映像は多分ロボットの話の導入のためにうちの学校の説明のナレーションが入るときに使われるか使われないかといった感じだと思います。いっぱい撮って、使えるのはちょっとという所はまさに研究のデータ写真撮りと一緒だなあと思いました。あと、民放のバラエティの取材ということで軽い雰囲気だと思っていたのですが、取材をする中の人々は意外と堅いということが印象的でした。
テレビに映るか映らないかは微妙だけど、面白い経験をしました。