以前からここの「ご当地の踏み絵」は好きだったのだが、奈良県版はどうしても奈良市の話題中心なのが寂しかった。そんな折、ここで「川崎市民の常識!」なるものを発見。その置いておかれっぷりはとても清々しく、面白かった。そっかあ、無ければ作っちゃえばいいんだ〜。
というわけで作ってみました。
☆ 生駒市民度チェーーーーック ☆
- 夏祭り・秋祭りの定番は往馬大社だ。
- 「生駒」という地名の由来は常識レベルですらすら言える。
- 子供の頃は萩の台の市民プールによく行った。
- ふるさとふれあい祭りのうちわを集めたことがある。
- 出身中学は「いこちゅー」「なんちゅー」「きたちゅー」「りょくちゅー」「しかちゅー」「かみちゅー」「ひかちゅー(ぴかちゅー)」「おおぜちゅー」のどれかだ。
- 小学校・中学校と9年間同じ給食センターで作られた給食を食べてきたため、平日の昼間に給食センターのトラックを見掛けるとなんとも言えず懐かしい。
- ダイショッカンをぶちまけた奴がいて、給食のオカズが一品足りなかったことがある。
- 奈良県民の交通安全のお守りは普通春日大社でもらった鹿のステッカーだが、生駒市民は往馬大社でもらったお馬さんのステッカーだ。
- お馬さんの方が速そうで、なんとなく嬉しい。
- 両方のステッカーを貼って【馬】【鹿】になってしまった車を目撃したことがある。
- 生駒市民憲章5つのうち、2つくらいはうろ覚えだけど言える。
- 奈良県内には文化財が沢山あるのに、生駒市にはこれといったものがないのがくやしい。
- そんな中「くらがり峠」が一応あることにはあるが、正直ぱっとしないと思っている。
- 竜田川は清流として百人一首にも出て来るほどなのに、実は今はあまり綺麗じゃないことを知っている。
- 「たけまるくん」には始め違和感を覚えたけど、だんだん慣れて愛着が湧いてきた。
- でも市立図書館キャラクターの「ふくちゃん」「さっちゃん」はなんかいまいちだと今だに思っている。
- 生駒警察署の垂れ幕「む茶筅といて」は正直恥ずかしい。
- 第二阪奈のトンネルは偉大だと思う。
- 奈良のどこよりも大阪へのアクセスが便利なのは自慢だが、他府県の人に説明する時「奈良の中でも大阪寄りで」と言っちゃう自分がちょっと嫌いだ。
- 生駒山のケーブルが実は日本初のケーブルだというのが自慢だ。
- でもケーブルの車体が変な「ミケ」と「ブル」と「スイーツ」になったときは正直心底がっかりした。
- 本屋さんといえば「ジャパンブックス」で、文房具屋さんといえば「いなもり」だ。
- 小学生の頃、友達のお誕生日プレゼントの調達はもっぱら「ファンシーいなもり」でだった。
- なので「ファンシーいなもり」がなくなって少し寂しかった覚えがある。
- 生駒を舞台にした作品を書いている児童文学作家今西祐行氏にはなんとなく愛着がある。
- 高山の学研地区も、奈良先端科学技術大学院大学も、広報誌で目にするだけで実際は関わりがほとんど無い。
- 生駒駅南にある商店街、「ぴっくり通り」の名前の由来を聞いたことがあるが忘れた。
- 生駒駅北にある近鉄百貨店の愛称、「アントレ生駒」の名前の由来は覚えている。*1
- それにしてもどうしてこう変な名前ばかり付けるのかと関係者のネーミングセンスを疑ってしまう。
- アントレ生駒ができたとき、オープン初日に行って人の多さに驚いた。
- アントレ生駒、外見の大きさと工期の長さから期待していたのに、意外と売り場面積が少なくがっかりした。
- でも駅前に百貨店があるとなにかと便利なのでこのまま潰れないで欲しい。
- けいはんな線が開通したら、これまた初日に乗りに行こうと待ち構えている。
- でもけいはんな線が通る場所は微妙にずれていて、あまり恩恵を受けない。
- けいはんな線沿線に大規模な新興住宅地ができていて、生駒の雰囲気がどう変わるか少し心配だ。
……うーん、どうかなあ。けっこう世代限定っぽいのもまじっちゃったかも。ていうか長いな。もっとこういうのあるよ、とか楽しんだ、とかある方はお声をお掛けください。
*1:「アントレ」ってイタリア語か何かで「ようこそ」って意味らしい。それにしても「ようこそ生駒」っていまいちだと思う。