ミトコンドリアイブルーツ

日頃から愛読している Life is beautiful というブログで先日こんなエントリが書かれていた。
世界中の人のDNAサンプルを集めて人類移動マップを作ろうというナショナルジオグラフィック社のプロジェクトを紹介するもの。なんでも参加者希望者は参加キットを購入し、サンプルを自分の体から採取してナショナルジオグラフィック社に送り返せばオッケーらしい。これで数週間後には男性はY染色体上の、女性はミトコンドリアDNA上の特定の遺伝子の変異を元に、自分の祖先がどんな経路を辿って世界に広まったかを知ることができるそうだ。


うわあ、いいなあ、凄くやってみたい。でも参加キット代が大体1万円ちょっとする。今の私には払えない額だ……。就職して金銭的に余裕ができるまでこのプロジェクト、やってたらいいけど。


サンプル提供者は自分のルーツを知ることができてラッキー、企業もサンプルは手に入るは研究費の足しは入るはで超ラッキー。こんなビジネスができるなんて、アメリカはすごいなあと思う。まあ、人類学的自分のルーツを探るっていうのが多民族国家アメリカでは受けそうな話だけど。もし日本だけで同様のことをやろうと思ったら、肥満に関係する遺伝子とかアルコール分解酵素の遺伝子とかのタイプをオマケで知らせてくれるサービスを付けたら流行るんじゃないかな。