好きな勉強と嫌いな勉強

今日も今日とて資格の研修。お給料をもらいつつ、会社のお金で研修を受けて資格を取らせてもらうのはありがたい限り。……だが、正直ちょっと疲れてきたり。


今回の資格の勉強はなかなか手強い。なんかどうも捕らえ所がよく分からない。手応えまるでなし。試験自体は再来週の火曜日と時間があるんだけど、勉強には苦戦しそう。


今日研修を受けながら少し考えたのは、私にとって楽しい勉強とは頭の中で「へー」ボタンを連打できる知識を与えられることであり、そしてそれは因果関係というか世界観がしっかりしていて明確なストーリーが感じられるものだということ。
逆に言うと、話の流れがなく散発的(に見える)勉強は苦手だ。
そして今回の研修は後者なのだ、私にとっては今のところ。


今回の研修で学んでいること自体は決して散発的ではなく、むしろかなりかっちりとした世界なんだろうけど、残念ながらこれまでの講義ではその世界を感じ取ることができなかった。なもんで自分の中で世界を構築できるかどうかが今回の勉強のカギになりそう。


思えば学校の勉強では授業を聴いただけで世界を構築できる教科が好きだったし、点数も良かった。生物や古典など。
これらは覚える単語などもそこそこあったが興味の為せる技だろう、特に苦労することもなく覚えられた。興味を持つとドーパミンか何かが(うろ覚え)分泌されて、それは脳の記憶形成を促進するとか聞いたこともあるし。


一方社会は苦手だったなー。どう頑張っても話の繋がりがよく分からなくて。頭の中で世界を構築しようともしなかったし、当然成績も悪かった。


で、だ。今回は一度話を聞いて世界を構築できなかったものなのに世界を構築しようとしている。多分初めての体験。
果たしてこれをうまくできるかどうかが、今後の勉強でどこまで付いて行けるかの分かれ目になりそう。