鹿男あをによしを見た

このタグも久々だなあ。まあ、奈良にいた頃もあんまり使う機会が無かったタグではあるけど。


というわけで今日はドラマ「鹿男あをによし」の感想を。
このドラマは第3話から見始めて、これは面白いと思ったので、今日の第6話まで欠かさず見ている。


初めて見た時は近鉄とか朱雀門とかがめっちゃ映って、奈良県民としては「おお!」と感激して見ていた。この回は千日前とか伏見稲荷とかも映ってよかったなあ。
話も好きな感じだし、久々にドラマを見ようと決め、それからは毎週木曜日は鹿男に間に合うように気を付けて会社を出るようになった。


前回のラストシーンはやっとのことで手に入れたサンカクが『め』じゃないと鹿さんに言われるという衝撃のものだったので、今回は見逃せないぞ!と急いで帰って来た。


今回もよかったよねえ。
正直大和杯の話の時はさっさと試合シーンが終わればいいのに……とかちょっと思ったりしたけど、今回から俄然謎解きの要素が多くなって話が面白くなってきた。


マドンナは狐の運び番なのかしらどうなのかしら。やっぱり怪しいよねえ。ああでもイトちゃんもよく分からない。お家が道場だし、何か知ってそうよねえ。教頭先生もまた何か知ってそうなんだよなあ。


今回は藤原先生が鹿に向かって一生懸命話した後、藤原先生が去ってから鹿が「なんで分かったんだ……」って言ったのが面白かった。鹿、頑張って普通の鹿のふりしてたんだねw
第4話くらいで鹿が言った「もしかしてあの女…………馬鹿か!?」っていうのといい、藤原先生と鹿との絡みが好きだわ。て言うか藤原先生好きだわ。面白いし、可愛い。


可愛いと言えば下宿のおばあさんも可愛いよね。ほんと少女のように可愛くて、いいキャラだなあと思った。おじいさんが創った三角のくだりではじーんと来たし。
おばあさん好きなんだけど、唯一残念なのは奈良弁じゃないところ。奈良のおばあさんの言葉っていうのは本当に独特にほのぼのとゆったり優しくて、ちょっと鄙びた感じもあって、ええと奈良の古都ならではのおおらかさと人の良さが現れたとても味わいのあるいい言葉だと思っていて、私はそれが大好きなのだ。
私も使えたらええねんけどなあ、やっぱりどうしても大阪寄りの関西弁になってまうねん。うちのおばあちゃんは出身が奈良町らへんやから、ほんまにええ感じの奈良の言葉しゃべりはんねや。うちのおばあちゃんめっちゃ可愛いし、奈良の言葉完璧やし、ほんまうちのおばあちゃんが下宿のおばあさんの役やらはったらぴったりなんとちゃうか。


……とか思ったりした。


せやけどほんまなんでこのドラマの登場人物は関西弁とちゃうねんやろ。
そりゃ役者さんが大変っていうんがあるんやろけど、主人公の玉木宏は奈良の人間とちゃうっていう設定やから標準語しゃべってはったらええねんし、藤原先生とか他の先生方も難しいようやったら別に標準語でもええと思う。
教頭先生は設定上関西弁の方がええやろけど。
生徒さんも関西弁になるやろけど、そんなに台詞多くあらへんしいけんのとちゃうか。
まあイトちゃんはめっちゃ大変やろけど、役者魂でなんとかならへんかなあ。
福原先生役の役者さんはオードリーに出はった時に関西弁しゃべってはったから大丈夫やろし。今調べてみたら福原先生の役の役者さん京都出身やねんてなあ。そら上手いはずや。昔オードリー見てた時にこの俳優さん、めっちゃかっこええなあって思ってファンやったから、また今回ドラマで見れて嬉しいわあ。


それともやっぱり関西弁はお笑いとかナニワ金融道とかのイメージがあるからあえて標準語を選択してはんねんやろか。せやかて昔の回に出て来はった鉄板焼き屋さんの店員さんの関西弁の「いらっしゃいませ」はめっちゃええ味してたし、ドラマの全部があんな感じで進んでもええと思うねんけどなあ。


……なんて関西弁でお送りしてみたりして。


ほなブログも書き終わったし、今日早速買って来た「世界樹の迷宮2」しよかな。