時をかける少女の感想

nui812006-08-05

今日は『時をかける少女』の映画を観てきた。
この夏一番のアニメ映画と言われるだけあって、よかった。ゲド戦記ブレイブストーリーも観てないから比較はできないけど。


まず冒頭の方でね、主人公とクラスメイトが何気ない会話をするんだよね。進路志望のアンケートがあって「真琴、理系か文系か決めた?」「いや、まだー」「そんなに先のことなんて分からないよね。果てしないよね」って。


この「果てしない」に私はいきなりやられた。そうなんだよ、あの頃は果てしなかったんだよ。果てしなくて未来が不安で毎日がエネルギーに溢れていてでもこんなに楽しい時はいつか終わるんだなあと思いつつやっぱりキラキラして勉強が大変で、なあの頃。まさにそんな日常をこの映画は舞台としていて、そのキラキラした感じやちょっとモヤモヤした感じを綺麗な映像と音楽とで実にうまく表現していた。


あと、キャラクターデザインが貞本さんでこれがまたいい効果をうみだしていたのではないかと。 ヒロインがねー、元気で明るくて可愛いんだよねえ。ヒロインの妹も可愛いよねえ。あ、でもヒロインのクラスメイトも可愛かったし後輩の女の子も可愛かったよねえ。魔女おばさんがまたいいんだよねえ……って女の子ばっかw  千昭くんはちょっと顔がカヲルくんっぽかったかな。ヒロインはシンジくんっぽいっちゃあぽかった。


そんなこんなで「時をかける少女」、けっこうお薦め。梅田ではロフト地下一階のテアトル梅田で上映されている。チケット購入と同時に入場整理券も渡されるので早めに行ってチケット買って食事なりショッピングなりするのがいいかと。ちなみに私は立ち見だった。意外と疲れなかったけど、テアトル梅田の大きめのふかふかの椅子にも座ってみたかったなあ。