膨らむ巨大バスターくん!

というわけで、the pillowsのライブに行ってきた。
もう、すごいかっこよかった!
行ってよかった。


the pillowsのステージを初めて見たのは、こないだのサマソニで。
もともとピロウズはかなり好きで、サマソニの一番の楽しみも実はピロウズっていうくらいだったんだよね。なんでサマソニピロウズなんだって感じなんだけどw。そんで実際に見たら大興奮で、でもサマソニだから僅か数十分で終わっちゃって、「これはもうピロウズの単独ライブに行かねば」と半ば使命感にも似た決意を抱く。
とは言うもののライブのチケットの取り方が全く分からず、やっぱりファンクラブとか入らなきゃいけないのかしらチケット何万円もするのかしらとおろおろしていたところ、同期にふとその話をしたらあっさりと「Loppyでとれるよ」と教えてくれて、さらに「今度ライブがあるはずだよ」まで教えてくれて、「じゃあ一緒に行こうか」となった次第。
ただ、Loppyでは既に売り切れてしまっていたから、結局同期の子がヤフオクでゲットしてくれたのです。感謝です。


そんで挑んだ今日のライブ。
SIBUYA-AXで18時開場/19時開演ということだったので、フレックスで早退という技を使用して16時過ぎにそそくさと職場を抜ける。
そのまま駅の近くのビルのトイレで着替えて戦闘態勢完了!……と思いきや、どうもかっこ悪いんだよなあ。
多分ね、デニムのパンツの長さが悪いと思うの。思ってたのよりもちょっと長いの。


でもまあしょうがないしとりあえず渋谷に向かう。SIBUYA-AXには原宿の方が近いんだけど、開場までに時間が余るはずだからちょっと渋谷でお買い物しよう作戦。ターゲットはライブ用パンツと、あと同じくライブ用ウエストポーチ的なもの。ライブって汚れるから、安くてまあそれなりに見えるのが欲しいなあと。


到着した渋谷で、まあよく分かんないしとりあえず109へ。
渋谷って久しぶり。自分から遊びに来ることはまずないなあ。こないだ来たのも、某RDBMSの講座を受けるという用事のためだったし。
そんな私の渋谷のイメージはNHKはてなわんわんワールドでいっぱいわんこが集まってたよなあ、という感じ。


まあそれはそうと109の1階のお店を見て回って、けっこういいパンツを発見。かっこいいし、安い。
試着して即決で購入。
その場でタグ切って着替えさせてもらって、意気揚々と今度はカバンを探す旅に出る。


なんかあれだねえ。


パンツを履き替えるだけで、すっかり「渋谷村の住人」になった気分になるねえ。これは楽しい。


109がまたよくできていて、渋谷っぽい格好の服のお店がぎっしりつまっていて、しかも安い。
109で適当に見繕ったら誰でもそれなりに今風の若者っぽくなれそうだ。
これはちゃんと休日を1日使って渋谷ごっこ*1をしに来てもいいかもしれない、なんて装備を整えているRPGの主人公気分でうきうきとうろちょろした。


結局カバンは見付からなかったんだけど、ライブ慣れしている別の同期が「手ぶら」を強く勧めていたし、さっき買ったパンツにポケットがたくさんついていたからなんとかなるかな、と荷物を駅のコインロッカーに預けに行った。
傘は迷ったんだけど、どうせライブで汗まみれになるしいいやっっと預けちゃって、結局ミニサイフと携帯のみで、それもポッケに入れちゃって渋谷の街を会場目指して走る。楽しい。
途中ちょっと迷っちゃったけど、開場5分前くらいに会場に到着して、同期とも首尾よく合流して参戦!


とりあえずまずはグッズを見る。Tシャツとタオルとストラップをゲット。
荷物になるので、Tシャツは重ね着しちゃって、タオルは首に巻いて、ストラップはパンツのポッケに。
このパンツ、ポッケがほんとにたくさんあって超優秀。ライブの時にはいつも使うことにしよう。


ホールに入る。チケットの入場番号がかなり後ろの方だったから、どうかなって感じだったんだけど、意外とステージの近くに行けた。そのまま同期とまったりわくわく話しながら待つ。


そしていよいよライブ開始!
……なのだが、残念ながら私はセトリとかうまく伝えられないので、気になる人は他のバスターズのブログを参照してください。そもそもiPodとかで聴いててもしょっちゅう「あれ?これなんて曲だっけ?」って確認するぐらいだから、あれだけ長時間のセトリを覚えるのは無理という話。
とは言え、Wake up!ライブだけあって、Wake up!収録の曲が多かった。気がする。特に序盤は。
個人的にはもうちょい昔の歌もいっぱい聴きたかった。というわけでこいつは外せませんなあ。
しかしファンクラブ会員先行販売のためにファンクラブ会員になるにはもう間に合わないという罠。
でもぴあの抽選先行販売もあるし、それがダメでも発売と同時に急いで買えば大丈夫!多分。


音楽的にも、色々語れたらいいんだけど残念ながらよく分からないや。
とりあえず超かっこよかった。そしてさわおさんが可愛かった。
音響にこだわっているホールらしくて、確かに綺麗に聞こえたけど、他のライブハウスを知らないのでなんとも言えない。


帰り道、一緒に行った同期はしきりに凄い凄い言っていた。
なんか、「歪ませた音もちゃんと届く」とか、「ギターとアンプを無駄にしていない(?)」とか、「調整が凄い」とか、色々言っていた。
やっぱ分かる人には分かるんだなあ。


私はまだその凄さがよく分かんなくて、とりあえず曲がたまらなく好きだから行ったんだけど、それでもとても楽しめたのでよしなのです。

*1:つまり109で装備一式揃えてその場で着替えて変身を楽しむ