今日は同学年の男の子とだべりました。彼に会うのは本当に久しぶり。
彼は落ち着いた印象を与える青年です。いい意味で枯れてる,と言ってもいいかもしれない。いつも一歩退いておおらかにだるそうにオトナの対応で物事を柔軟に処理して行くといった印象です。

そんな彼には年上の彼女さんがいます。複数の目撃証言によると,非常に美人さんとのこと。うおー,オトナの付き合いと思いきや,彼は彼女さんに翻弄されているよう。温厚な彼が彼女さんのことで頭を悩ましているのは,本人には悪いけど少し微笑ましいと思ってしまったりします。


そんな彼と、将来について少しだけ話をしました。彼は大手メーカーの研究職に就職が決まっています。彼曰く、「どこに行ってもやり方次第でどうにかなるだろう」と。

そんな彼を話をしているうちに、つい私もあまり人には言っていない夢について漏らしてしまいました。
私はコンサルになりたいのです。
夢というのもおこがましい、単なる憧れレベルなのですが。以前シンクタンクの方とお話をする機会がありました。その方がもう、もんの凄く頭がいい感じで、バリバリと大きなお金が動く仕事をしていそうで、強い憧れを感じたのですね。どうせ働くからには、激務でもこんな仕事がしたい!と。

しかしコンサル新卒採用は狭き門。コンサルに目覚めた時期が遅く、多くの会社の募集が終了していた上、まだ募集中の会社も東京での選考のみの所がほとんどでした。そういうわけで、交通費もばかにならない上、どう考えても内定は取れそうになかったので挑戦しませんでした。

しかしコンサルタント中途採用も多いのです。実際、私の知り合いの方で転職により日本総研に入社した方がいらっしゃいます。
というわけで、いつかはコンサルになりたいものです……。

まだまだコンサルの実態とか、業界とか全然知らないので、もっと勉強しないといけません。


そういった話をしていると、実は彼もコンサル会社を受けていたということが分かりました。で、「やり方次第でどうにかなるよ」と。

彼なら、社会人になってもうまくやっていけそうな気がします。そして大物になりそうな気がします。


すると、彼の方が「nuiちゃんは大物になりそうな気がするなー」と言ってくれました。「なんか凄い発想をしそう。玩具とか作って」だそうです。残念ながら、トミーはGDで落ちました。バンダイに至ってはES落ちです。我ながら、こんな逸材を……と思います(嘘

そんなこんなで、お互いを誉めあう変な会話になってしまいました。


その人を凄い、と感じるためには、その人の凄さを分かるセンサーが自分の中に存在しないといけません。私は彼に対して一目置いており、彼の方も私のことを気に入ってくれているようです。そう考えると、二人ともどこか似た感覚を持っているようです。

類は友を呼ぶ、と言いますが、社会人の世界では組織を超えて似たもの同士、尊敬し合うコミュニティーが形成されているようです。できれば私もそんなコミュニティーに属せ、そのメンバーが素晴らしい方々だったらなと思います。